こんにちは、Yui(@yui_active)です。
さて、4月の後半からweb制作(LP制作、ロゴ制作、ECサイト制作、その他WordPress案件各種)を受けているわけですが、まだ1カ月も経ってないながらも細かい案件を入れると10件以上お仕事を頂いていて、ありがたい限りです。
ただ、フリーでここまで仕事を取るのがはじめてだったので、結構失敗した部分もありました。
今回はその経験を経て失敗したことと、その対処法をまとめたいと思います。
これからフリーで仕事を取ろうとしている人も、そうでない人も参考にして頂ければと思います。
私が仕事を受けるまでにしたこと
まず、私がどのような経緯で仕事を受けたかですね。
詳細はこちらのnoteに書いてますが、簡単に今までの流れを書くとこんな感じです。
- 2018年夏に手に職をつけたいと思ってSkill Hacksで勉強を開始
- 約3カ月後初仕事受注&共同開発参加(これが起業につながる)
- 共同開発の仲間と一緒に起業
- 起業失敗
- しばらく無気力に、その後渡独しようと思い立って準備する
- 新型コロナウイルスで渡独計画がなくなる
- 本業が出勤停止になり、暇になる
- せっかくなのでweb制作をするかということでWordPress講座を新たに受ける(ゴミ教材なので紹介しません。)
- 控えめに言ってゴミのような教材だったので、怒りをパワーに変えて営業しまくる(約200件)
- 1週間程度の営業だけでさばききれないほどお仕事を受注する←今ここ
まあ簡単に書くとこんな感じです。
私は割と考える→やるまでのステップが早いので、何か出来ることないか考えてすぐに営業をかけました。
私の場合はたまたまweb制作になりましたが、特にこだわりがあったわけではないです。
純粋に、今の私の実力でどれだけ稼げるのだろうと考えて実行したような形です。
それでは、前置きはこれぐらいにして、今回個人受注をするにあたっての失敗を書いていきます。
失敗その1:単価の設定ミス
多分これ駆け出しあるあるだと思うのですが、最初って単価の設定わからなくないですか???
私ももちろん色々調べたんですが、わからなくて、結局先方が言う通りの金額を受けることになりました。
その結果、消耗することも多かったんですよね。
ということもありました。
正直、最初だから修行的な意味であらかじめ安く設定するのは全然ありだと思います。
問題なのは、自分が思った金額と、実際の金額が違うかったことです。
モチベーション低下にもつながるので、もし修行とかではなく、お金稼ぎのために受けるなら、自分の最低限守りたい時給というのは考えた上で単価を設定したいですね。
ただ、そのためには実際にどれぐらい自分が仕事が出来るのかを知る必要があるので、あらかじめ模写でもなんでも良いですが、web制作を目指すならサクッとLP制作なり、ECサイトなりを作って、かかった時間とかを計算したり、効率の良い作り方を考えると良いですね。
私はそのへんが曖昧なまま受けたので、実際に受注してから、思ったのと違うということがよくありました。
こういう経験ですね。
まあ最初は仕方がないことかもしれませんが、個人受注をするなら、出来る限り早く相場感と自分の中での単価というのは決めておいたほうが良いかもしれません。
また、
こういう考えでは受注後本当にしんどいので、ある程度のプライドを持って仕事をしたほうが良いです。笑
- 最初は先方の言い値でも良いかもしれないが、早めに自分の納得できる単価感を見つけることが大事
- 納得できない単価では仕事を受けない
失敗その2:どこまでの仕事量か最初に決めない
失敗その2は、成約になる前に、どこまでするのか決めないということです。
よくこんなことがありました。
〜〜〜成約後〜〜〜
〜〜〜進める〜〜〜
〜〜〜そして繰り返される修正、最終的に最初の案で決まる〜〜〜
そもそも私はデザイン経験がなく、0→1は生み出せないので、参考となるサイトやラフ案やワイヤーをもらった状態で仕事を受けていました。
けど、結局気がついたら私がデザインをすることになっていたり、修正を何度までとか全く決めていなかったので、結局向こうの言いなりに仕事をするということが多くありました。
最初にクライアントの言うとおりのデザイン、テーマカラーで作業を進めたにも関わらず、修正の最中になぜか私がデザインをすることになっていたり、さらっとキャッチコピーを考えることになっていたり、ロゴ、バナーを制作することになっていたりしたので、クライアントの満足度を上げることももちろん大事ですが、最初にきちんと、この金額ではここまでしますというのを決めないとだめだったかなと思います。
ちなみになぜか途中でロゴとバナー制作を無償ですることになった経験から、Photoshopを真剣に勉強して、その次から有料にしてその面でもお仕事をもらえたので、結果的には良い経験だったのですが、途中は本当にイライラしてました。笑
- あらかじめ、どこまでするのか伝えておく(デザインは有料、など)
- もし先方から無茶な依頼をされたときははっきりと断る
- 修正は何度までと決めておく
- それぞれで単価をあらかじめ提示する(バナー制作●円、ページ追加△円など)
失敗その3:自分の身の丈に合わない仕事を受ける
これに関しては正直そのままですね。
私は今回はhtml/cssがメインの静的ページよりは、WordPress案件を主に受けていました。
理由は出来る限り楽をして稼ぎたいからです。
もちろん人によっては静的ページのほうが簡単という人もいるでしょうし、WordPress案件も簡単というわけでは無いのですが、あくまで私にあっていたのはWordPress案件でした。
そしてWordPress案件でもがっつりカスタマイズするような案件は単価が高い分、工数も多くなるのですが、結構単価安い感じでも良いなら、WordPressのテーマを少しいじっただけで出来るような案件も多いので、私は主に工数が少ないものを受けていました。
私はそこまでPHPが書けるわけではないので、単価が低いながらも、ほとんどノーコードで制作できて、最終的に時給換算したら2,000円〜5,000円ぐらいになるという案件を主に受けていました。
そんな中で起こったのが、
と思って受けて失敗するものです。
私は先述した通り、PHPをそこまで書けません。一応簡単な自作テーマを練習で作ったことはあるので、カスタマイズは全然出来るのですが、問題はコードを書くのが病的に遅いんですよね。(これは完全に私の実力不足です。)
そして大丈夫だろうと思って受けた案件のレベルが思ったより高く、結果的に時間がかかって消耗してしまうというパターンです。
これに関しては、身の丈に合わないから受けるなということではなく、失敗その1でも書きましたが、あらかじめ納得ができているなら良いと思います。
ただ、受注してから、思ったより難しい・・となるとなかなかに消耗します。笑
私の場合は、お仕事ではなく、練習でコードを書く分には全然苦にならないので、もっと経験を積んでからカスタマイズ系の仕事は受けるべきだったなと思います。
- 自分の実力を正しく知ろう。
おまけ:今後について
そしてあんまり興味はないと思うのですが、たまに聞かれるので私の今後について書いておきます。笑
私は今回の個人受注で、私の今の実力でも本業以上は稼げるものの、結局その分手を動かさないといけないということがよくわかったので、このままフリーランスにはならないです。笑
まあそもそも私の今の実力だと今フリーになっても世間に淘汰されるだけだと思うので、この自粛期間に実力をつけつつ、自分のサービスもいくつかリリースする予定です。
本業(旅行会社)は現状はお給料だけもらって自宅待機(リモートワークもできない職種なので、ただのニートです)してますが、既に退職の意志は半年以上前から伝えているので、夏には完全に退社かなと思っています。
その後はそのまま渡独する予定だったのですが、情勢的に厳しいので、一旦は実力をつける意味でも転職する方が良いのかなと。
それまでは引き続き個人受注のお仕事を受けつつ、自分のサービス開発も進めます。
私は旅行が何よりも好きなので、将来的にはいつでも旅行に行けるような経済力と自由な働き方がほしいのですが、やはりそのためには当然のごとく実力が必要なんですよねえ。
そのための手段は色々あるかとは思いますが、私は個人的に開発が好きなので、エンジニアとして成り上がれたらなあと思ってます。(まだまだエンジニアのエの字にもなれていないので、もっと頑張らないとなんですけどね。)
ということわけで、引き続きがんばります。笑
逆に言うと、今の私の実力(簡単なアプリ作れる、ちょっとだけPHP書ける、web系企業での就職経験無し)でも個人受注が出来ることがわかったので、もし今web制作を勉強していて、挑戦したいなと思っている人はぜひ今の期間に挑戦してみてください!
今回の記事が少しでもこれから仕事を受注しようと思っている人や、少しでも個人受注に興味のある人に届けば幸いです。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。