こんにちは、Yui(@yui_active)です。
今回は4月の後半から営業を開始して大体2週間ぐらいなんですが、この期間の間に、クラウドワークス、ランサーズとココナラで営業をかけました。
それぞれ、オンライン上で在宅ワーカーと仕事発注者のマッチングを行っているサービスです。
クラウドワークスに関してはこちらの記事でも詳しく書いたのでよければ見てください。
4月19日頃から営業をはじめて、4月末までに大体全部合わせて200件近く応募しました。
その上で、結局どれだけ営業したら良いのか、どれが一番仕事が取りやすいかを確認できたので、今後のためにまとめたいと思います。
今在宅の仕事を考えている人は多いと思うのですが、具体的にどれだけ応募したら良いのかわからないと不安じゃないですか?
そして、もし新しく営業を始めるとしたら、どのアウトソーシング系サービスから始めれば良いのか不安かと思うので、今回全部統計に取ったので、少しでも参考にして貰えればと思います♪
クラウドワークス、ランサーズとココナラでそれぞれ比較しながら書きます。
そもそもの前提条件
そもそも、私がどれだけweb制作の実績があるかですね。
実績のあるプロがたくさん受注できたと言っても、当然と思うかもしれません。
ただ、正直私は全然実績がありませんでした。笑(というか今もそんなに偉そうに話せる程はないです。なにせ営業はじめてまだ3週間程度なんで・・・)

確かに1年以上前に数件LP制作などのweb制作は受けたことがありました。
ただ、それらは全て身内からの発注なので、ポートフォリオもなく、練習のために受けたものなのでお金もほとんどもらわず、クオリティも正直そんなに高くないという状態で受けまいした。
そして、その後私はあろうことか病みすぎてパソコン自体を触らない生活が続いていたので、ほとんどやり方を忘れていました。
また、今回は出来る限りWordPressやwix、studioといったコードをあまり書かないようなツールでのweb制作に絞ったので、実績はほとんどなしと思ってもらって大丈夫です。(1年前に受けたのは静的ページのものなので、WordPressメインで受けるのは初めてでした。)
一応以前pythonでのスクレイピングツール制作を一件だけクラウドワークスで受けてますが、ココナラとランサーズに関しては使ったこともありませんでした。
なので、今回私は実績なし、ポートフォリオも一日で作ったしょぼいものという条件で営業をかけています。
そんな中でどれだけ初心者が仕事を受注できたのかを書いていきます。
クラウドワークス
個人的に初心者で仕事がとりやすさナンバー1です。
詳細をまとめるとこんな感じ↓
4月19日〜4月末までで営業数118件、返信45件、成約4件
返信率、(返信に対する)成約率を計算すると
返信率38%、成約率8.3%
でした。
ただ、クラウドワークスで成約になった4件のうち、1件は納品完了しているのですが、残り2件は仮払いだけされて、先方から素材を待っているところなので、まだ着金はされてません。
また、最後の1件は仮払いもまだ、先方からの連絡もなしなので、もしかしたら今回は外したほうが良いかもしれませんが、一応成約にはなったということで上記に含めています。
クラウドワークスでの最大のポイントはなんと言っても返信率の高さ。
やはり受注するためには返信が返ってこないと話にならないので、返信率が高いというのは非常に魅力的でした。
ランサーズ
個人的にはおすすめ度ナンバー1です。
詳細をまとめるとこんな感じ↓
4月19日〜4月末までで営業数71件、返信14件、成約3件
返信率、(返信に対する)成約率を計算すると
返信率19.7%、成約率21.4%
でした。
正直返信率はクラウドワークスと比べると低いです。
また、実は4月25日まで65件営業しましたが、成約はゼロでした。
ただ、4月26日に初案件を受注してから、一気にオファーが来るようになり、成約率が上がりました。
個人的にランサーズは返信率が低いので、初案件受注までは時間がかかると思います。
ただ、クラウドワークスよりも体感的にですが単価が高いことが多く、受注してからは個別でオファーが届いたので、営業はそこまでしなくても仕事を取れるようになりました。
なので、初案件受注はクラウドワークスが早いですが、その後継続的に仕事が取りやすいのはランサーズかなという気がします。(ものすごく主観です。)
ココナラ
ココナラは自分が既に実績があるならコスパが良いかもしれません。
というのも、ココナラは自分で営業をするスタイルというよりはポートフォリオや何が出来るかを載せておき、お客様からオファーが来るのを待つというスタイルだからです。
例えば、LP制作を5万円で受けます!みたいな感じで自分の商品をだして、オファーを待ちます。
もちろん、別途営業をかけることが出来る場は用意されてるんですが、メインは上記のようなオファー待ちスタイルになるので、圧倒的に数が少ないです。
詳細をまとめるとこんな感じ↓
4月19日〜4月末までで営業数12件、返信1件、成約0件
返信率、(返信に対する)成約率を計算すると
返信率8.3%、成約率0%
でした。
個人的にはオファーが来るようになるなら自分で営業しなくていいので、コスパが良い気がしますが、実績のないうちは厳しいかなという印象でした。
ちなみに、5月に入ってから4月中に受注した案件をポートフォリオに加えたりして、実績をわかりやすくしたら、5月5日に2件オファーが届きました。
(現状見積もりだけして先方からの連絡待ちです。)
なので、まずは実績をつけてからココナラが良いかもしれません。
営業にあたって気をつけたこと
さて、営業にあたって気をつけたことですが、私は実績がない分、下記のことは徹底しました。
- できないことはできないというが、必ず自分でも出来る代替案を出す。
- ○○できますか?と聞かれたら、実例まで一緒に出せるようにする。
- 返信はとにかく早く、丁寧に。
- お祈りメールに対してもお礼を言う。
順に説明します。
まず、できないことはできないというに関しては当然ですね。
流石に見栄をはって後で揉めたくないので。
ただ、できないと言うだけではなく、自分で出来る代替案を出すようにしてました。
例えば、デザインや写真などもお任せして大丈夫でしょうかと言われれば、
こんな風に答えていました。
ここでデザインができないと言ってしまえば話は終わりですが、デザインが全くできないわけではなく、参考のサイトさえ頂いてテーマを使って良いのであれば多少は組むことができます。
また、写真に関しても用意はできますが、フリー素材なのでSEOは弱いとあらかじめ問題点も言っておきました。
このように、代替案と何か問題がある場合はあらかじめ問題点も出しておくと、その後のトラブルになりにくい気がします。
例えばWordPressだとPHPをがっつりいじる技術はなくても、プラグインで対応できそうな場合は、このプラグイン利用でもよければ対応できますと答えることもありました。
お金をもらう以上はプロ意識を持ってやりますが、できないことはできないので、正直に言うのが吉です。
その次の〇〇できますか?に関しても同じです。
例えば、WordPressで多言語化の対応はできますか?と聞かれた場合は
のように答えていました。
実例を出すことで、より信頼度につながるかと思います。
この際、もし過去に対応したことがないけど対応できそうというような案件の場合は、私は自分のサブドメインを使って、その場ですぐに実験しました。
例えば、チャットボットを中に入れることができるかどうか聞かれたのですが、調べるとAPI連携で簡単にできそうだったので、サブドメインで実験して、対応ができたのでそれを実例としてわたしました。
これはお客様側の立場からしても、口先だけで出来ると言っているわけではないという安心感につながるかと思うのでおすすめです。
最後に、返信を早くに関してはそのままですね。
わたしはたまたま暇だったというのもあるのですが、返信は基本的には30分以内に返していました。
そこまで早くなくても良いかもしれませんが、やはり返信は遅いより早いほうが絶対良いです。
また、もしお祈りメールだったとしても絶対に返信したほうが良いです。
わたしはこのように返していました。
この返信をすることで印象がついたのか、その後2件個別でオファーが来て成約になりました。
まとめ&web制作を学ぶには
最後にまとめます。
- 初心者が営業を始める場合はクラウドワークスとランサーズを併用する。
- ある程度実績がついたらココナラに登録してオファーを待つ。
- 自分では対応できない依頼の場合は、できないとはっきり言った上で必ず代替案を出す。
- ○○できますか?と聞かれたら、実例まで一緒に出せるようにする。
- 返信はとにかく早く、丁寧に。
- お祈りメールに対してもお礼を言う。
ちなみにこの営業で実際に稼げた額はこのツイートである通りです。
4月20日頃から営業始めて4月末までに受注できたのが
10,000円+55,000円+50,000円+20,000円+143,000円+30,000円で合計308,000円でした!
手数料とか抜くと大体26万ぐらいの手取り☺️
※受注後頑なに連絡が来ない人は抜いてます。これが良い結果なのかどうかは置いといて、まあ頑張ったのでは😂
— Yui🌔 (@yui_active) May 2, 2020
まあまだ全部納品できていないので、全部は着金されてないんですけどね!笑
そしてweb制作に興味を持って、どのように勉強したら良いのかですが、正直アウトソーシング系でちょっと稼ぐぐらいなら完全に独学可能だと思います。
progateを少し触って、WordPressをちょっと勉強すれば簡単なLP程度なら作成できます。
ただ、自信を持って仕事をしたいなら、基礎はちゃんと勉強しておいた方が良いかなと思います。
(そもそも完全独学だと不安でしょうしね。)
ただ、個人的にスクールに通って、WordPressだけを学ぶ程度のものならどうなんだろうと言う気もします。
私は4月にWordPressの教材を10万円買ってみて、控えめに言って糞だったので紹介は絶対しませんが、早く言えば営業したら、WordPressのテーマを少しいじるだけでも稼げるよということでした。
これは実際嘘ではないことは今回私が実証してます。
ただ、10万円の価値はなく、正直ネットで拾える情報だけでした。
なので、まだなんの技術力もない私が言うのは非常におこがましいのですが、個人的にはWordPressの教材を買うのではなく、もっと基礎を学んだほうが良いと思います。
ただ、WordPress案件は学習コストが低く、簡単に案件を受注できるというのは嘘ではないですので、ぜひちょっとだけ勉強して営業をかけてみてもいいとは思います。
一応おすすめのプログラミングスクールを書いておくので参考にしてみてください。
わたしはSkill Hacksを2018年の夏に受けてそこから興味を持って色々やり始めたんですが、もしweb制作に特化したいなら、最近でたFront Hacksの方が良いかもしれません。
右も左も分からない場合はSkill Hacksからはじめて、今回のようにweb制作にと方向性が決まっているならFront Hacks、学びたい言語が具体的な場合はTech Academyが良いと思います。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!